家探し

8ヶ月の韓国滞在期間に2回の家探しを経験しました。

部屋は日本のように不動産屋を通して探すこともできるのですが、自力で探すこともできます。

僕は手数料を払いたくなかったので自力で探すことにしたのですが、韓国語が話せなかったから友達に手伝ってもらいました。

なので厳密に言えば自力じゃなくて他力でしたが、とにかく手数料無しで探すことができました。

まず、韓国に留学やワーホリなどで来る日本人の多くは「下宿」「コシウォン」「ワンルーム」のどれかに住んでいるかと思います。

それぞれ簡単に説明すると、

下宿⇒シェアハウスみたい。一部屋を借りて他の人と共同生活。アジュンマが作る食事付き(朝と夜二食)。家賃相場1ヶ月35 ~60万ウォン程度。

コシウォン(コシテル)⇒この世のものとは思えないくらい狭い部屋にベッドと机があり、米とキムチとラーメンが食べ放題。部屋にトイレとシャワーが付いているのが「コシテル」。でもシャワーが付いてても「コシウォン」って呼んだりもする不思議。家賃相場1ヶ月25 ~60万ウォン程度。

ワンルーム(オフィステル)⇒日本のワンルームと似ていてる。家具付いていたり付いていなかったり。保証金が信じられないほど高い。保証金の額によって家賃が変動することも。家賃相場1ヶ月5万ウォン〜(保証金500〜1000万ウォン+管理費5万ウォン〜)。

といった感じだと思います。

間違っていたらごめんなさい。

家では一人で過ごしたかったので下宿は却下。

ワンルームは保証金が高いので断念。

ということで、コシウォンで探すことにしました。

コシウォンの探し方は簡単です。

NEAVERで希望の立地と「고시원(コシウォン)」を入れて検索するだけ。

⇒NAVERはこちら

あとは気に入った物件に直接電話をして訪ねるだけ。

もちろん仲介手数料は発生しません。

手伝ってもらったので、場所は友達の家の近くである場所。

ちょっと小汚いエリアだったので違う場所がよかったんですけど、仕方なくという感じでした。

部屋探しで一番大変だったことは、ネットに載っている写真と実物との間に差があること。

どこも実物以上にクオリティの高い写真がアップされているので、訪れてみて肩透かしを食らうことがほとんどでした。

あらかじめ覚悟しておくのがベター。

部屋探しで大事にしていた条件は清潔さで、あとはエアコン、Wi-Fi、窓があることも最低条件としていました。

驚くことにコシウォンによっては部屋の中に窓すらないところもあります。

窓のない部屋では、おそらく規則正しい生活を送ることは難しいでしょう。

一日かけて8件のコシウォンを歩いて回ったのですが、コシウォン同士が隣り合わせにあるわけではないので、同じような道を行ったり来たり。

どういうわけかコシウォンは建物の2階以上にあることが多く、とはいえエレベーターがあるわけでもなく本当にきつかったです。

次の物件探しのときに気がついたのですが、車やバイクを持っている友人に手伝ってもらえると楽に部屋探しをすることができます。

どのコシウォンにも管理人がいて、その人がいるときだったら部屋を見せてもらうことができます。

部屋はどこもこんな感じで、とにかく狭いです。

狭すぎて写真撮るのも一苦労。

8件見て回った結果、窓、エアコン、エレベーターの付いてる綺麗な部屋は若干値が張ることがわかりました。

一番安い部屋は25万ウォン(約25,000円)と激安でしたが、上記のどれも含まれていない牢屋のような部屋でした。

で、僕が住むことにした部屋は月45万ウォン(約45,000円)の部屋。

オープンしたばかりのコシウォンで綺麗なところでした。

鍵は韓国でよく見かける暗証番号のやつだったので便利。

部屋はこの通りめちゃくちゃ狭かったです。

韓国ではシャワーとトイレが同じ空間にあるのが普通で、慣れるまでは抵抗がありましたが、意外となんとかなるものです。

テレビもWi-Fiも冷蔵庫も付いています。

共同のキッチンがあり、米、キムチ、ラーメンが食べ放題。

コーヒーも飲み放題でした。

洗濯機は2つしかなかったのですが、24時間使えたので困ることはありませんでした。

このコシウォンの一番良かったことは、屋上に洗濯物が干せたことです。

次に住んだコシウォンや今借りているオフィステルでは、部屋干ししかできないので有り難かったですね。

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